部屋の隅で眠っていた1995年の『トイ・ストーリー』、開けゴマ!
先日、部屋を片付けていた時に出てきた『トイ・ストーリー』のビデオパックです。
パッケージはの裏側を見ると、1995年と書かれています。たぶん、95年か、96年か、アメリカのフロリダかオークランドのショッピングモールのビデオ店で見付け「LIMITED EDITION」、つまり「限定」の言葉に惹かれて買ったものです。「限定」に昔から弱いもので。
1995年は『トイ・ストーリー』の第1作がアメリカで公開された年です。日本公開は96年だったと思いますので、このビデオを買ったのが95年ならばまだ私は映画を見ていないわけで、日本で観てからこのビデオを見ようと思ったのか、よく覚えていないのですが、購入したまま、未開封で部屋の奥で25年近く眠っていました。何度か目にはしているのですが、「今度開けようか」とそのままにしていました。
いい機会なので、ビデオのパッケージを開けてみました。
外側のパッケージがかなりの大きさなので、特別なフィギュアでも入っているかと期待して買ったのですが、残念、ビデオ2本と第1作のアートブック、それにパッケージのイラストを3Dにしたものが入っていました。ビデオは本編とビハインドストーリーの2本が付いています。当時は秋葉原の裏通りで購入した世界中、どこのビデオでも観ることができるVHSレコーダーを持っていたのですが、10年以上前にその機械は壊れてしまい、それ以降は、VHSのテープを我が家で観ることはできなくなりました。そうなると、なおさら観たくなるのが世の常です。最近の『トイ・ストーリー』ではDVD化された時に、付録みたいな小作品が入ることが多いですから、もしかしたらどこかのDVDで観られるかもしれません。今度、探してみようと思っています。
パッケージの中にこの「EXCLUSIVE DELUXE LIMITED EDITION」の保証書みたいなものが入っていました。印刷だと思われますが、ディズニーの会社のサイン入りです。こういうところがアメリカの製品、アメリカ人のマニアっぽいところです。このビデオを購入したのは、フロリダの「ディズニー・ワールド」の撮影で訪れた時でしたが、あの規模、あのこだわり、真剣に遊んでいるところは、アメリカの魅力だと痛感しました。だからこういう書類もパッケージに入れているのです。
『トイ・ストーリー』はもちろん全作、公開時に観ています。『トイ・ストーリー4』もずいぶん前に観ました。「3できれいに終わったのになんでまたやるの」と言う方もいらっしゃるようですが、私はこの世界観が好きですので、何作でもOK。「フォーキー」という新しいキャラクター、最初に見た時には興味がわかなかったのですが、本編も観ると、結構いい味を出しています。「ギャビー・ギャビー」に興味があって、フィギュアを探していたのですが、どうも日本では販売していないようです。オークションサイトには出ているのですが、まだまだ少々高いので、迷っています。その代わりではないのですが、近所の量販店で見付けたのが夏掛けです。ほとんどのキャラクターが可愛く書かれていますし、経験から言えば、後々、こういうアイテムの方が手に入りにくいものです。昨年だったでしょうか。「コム デ ギャルソン シャツ」が、「トイ・ストーリー」の生地を使ったトートバッグを発表し、展示会で見ました。これは記念に買おうと思っていましたら、『トイ・ストーリー』の生地はヴィンテージのもので、販売された時には別のキャラクターがパッチワークされていました。店先で在庫を全部見させてもらいましたが『トイ・ストーリー』はありませんでした。使い込んでしまったら、この夏掛けも何かに再生してもいいかもしれません。